松山のおしゃれな映えカフェ3選〜『タウン情報まつやま』編集部員おすすめ

日々、県内を駆け回り、雑誌やWeb、SNS、アプリから旬な情報を発信しているタウン情報誌。

街のトレンドに詳しく、好奇心旺盛な編集部員さんは、おすすめのグルメスポットの情報をたくさん持っているはず！そんなわけで、今回、愛媛県の『タウン情報まつやま』の編集部員さんを突撃してみました。

「本当は教えたくないんだけど…（笑）」と言われつつ、特別に教えてもらったインスタ映えしそうなオシャレなカフェをご紹介♪観光情報サイトには載っていない、レアな情報がてんこ盛りです！

2025年に創刊50周年！愛媛のタウン誌『タウン情報まつやま』

1975年に創刊し、2025年に50周年を迎える月刊誌『タウン情報まつやま』。愛媛県全域のグルメや新店、新商品、イベントなどさまざまなエンタメ情報を発信しています。

ニューオープン情報たっぷり、グルメ好きには欠かせない『タウン情報まつやま』と、編集部員の小黒さんがしまなみ海道の魅力を徹底取材し、旅のお供にぴったりな『タウン情報まつやま別冊「しまたび」』を手にパチリ！

小黒さんは『タウン情報まつやま』の企画立案から紹介施設・店舗のセレクト、取材・原稿作成まで行い、愛媛県内を忙しく飛び回る毎日。そんな小黒さんの楽しみは、休日に友人とカフェ巡りをすること。店選びの基準は「料理やスイーツがおいしいのはもちろん、店づくりにこだわりが感じられるところ、そして居心地が良いところですね」と話します。

今回は、街をよく知る小黒さんに「映えるカフェ」をセレクトしていただきました！

松山・千舟町のフレンチシックなカフェ「cafe me」で心ときめく時間

＜小黒さんおすすめポイント＞
とにかくケーキがおいしくて、ランチもおすすめ。アンティークなお皿で私の中の素敵ポイントが爆上がりなんですが、一緒に行った友人と違うお皿で出てくるところにもこだわりを感じます。人気店だけあって、お店は混んでいることが多いのですが、とても過ごしやすい。お客さんそれぞれが自分の時間を満喫している様子です。

松山市の中心部、千舟町通り沿いにさりげなく、店を構える「cafe me」。松山で長く暮らしてきたオーナーが、妹さんと共に開いたカフェです。

「オトメゴコロを忘れない女の子へ」。そんな思いを込めたという店内は、アンティークな家具や照明、雑貨が飾られたフレンチシックな雰囲気。まさにオトメゴコロをくすぐられた女の子たちが、続々とお店に吸い込まれていきます。

「cafe me」で味わえるのは、野菜をたっぷり使った週替わりのランチや、かわいいけれど甘過ぎず、体にやさしいスイーツ。きび糖や三温糖を使用し、こっくりと程よい甘さに仕上げています。

冬から春にかけて限定登場するいちごパフェ。見た目、とってもかわいくないですか？ 

もりっとなったクリームに鮮やかなイチゴの赤！もう、オトメゴコロが刺激されっぱなしです。口に入れると、ミルキーなアイスとイチゴの程よい酸味がたまりません！

中でもチーズケーキには定評があり、レアチーズにベイクドチーズ、バスクチーズなど、多彩なチーズケーキに季節の果実を合わせたアレンジで提供。見ていると、もう完成された絵画のよう！インスタに載せる写真もしっかり撮れそうですね。

ドリンクメニューも充実しており、こちらのほうじ茶ラテをはじめ、こだわりのオリジナルブレンド、季節限定のスムージーなどがラインナップ。

こちらのキュートな女の子は…

「cafe me」の看板娘、me（ミー）ちゃん。オーナーが京都のアンティークショップで偶然見つけて一目惚れしたそう。

店内には、meちゃんのアートも飾られているのでチェックしてみてくださいね！

「cafe me」がたたずむのは、人も車も、忙しなく行き交う松山のメインストリートの一つ「千舟町通り」沿い。だけど、一歩お店に足を踏み入れれば、アンティークランプが灯るそこは、まるで別世界です。

きっと、思い思いの時間を受け止めてくれるはずです。

松山・繁華街の裏通りに穴場カフェみっけ！隠れ家喫茶「カシトオナツ」

＜小黒さんおすすめポイント＞
ココは本当に教えたくないけど、○○さんだけにはこっそり教えちゃいます…そんな気持ちになっちゃう隠れ家的なお店。私自身、このお店を知ったときは「ビルの2階にこんな素敵なお店があるなんて…」と心ときめきました。ケーキもパフェもおいしく、器も素敵でお気に入り。夜カフェにぴったりです。食堂や和食店がのれんを下ろすように、ランプが消えたら閉店。そんな世界観にも惹かれます。

松山の繁華街である松山中央商店街（銀天街）から1本入ると、古着屋や老舗の町中華などがひしめく、ええ感じの裏路地が。そこに、見落としそうなほどちいちゃいサインと、レトロな灯り。この上に何が!?と思わせる、その階段を上がれば、「カシトオナツ」があります。

迎えてくれたのは、カジさんとオナツさん。そう、お二人の名前をとって「カシトオナツ」なのです。10数年前、カフェのアルバイト仲間だったお二人は意気投合し、ついにお店をオープンさせました。

元はスナックだった店舗をリノベーションしたという店内は、純喫茶のような渋みも感じるエッジの効いた空間。ステンドグラスやレトロなしつらえが、なんとも味わい深いのです。

お店の中央にあるショーケースには、食べるのがもったいないほど美しいケーキ。「美しく、おいしい」をテーマに、シンプルながら思わずカメラを向けたくなるインスタ映えするスイーツを創作しています。

季節の果物を使ったショートケーキにロールケーキ、ガトーショコラ、チーズケーキなど、定番をしっかりと押さえています。またホールケーキのオーダーも好評で、お店のインスタには美しいホールケーキの写真がずらりと並んでいるので、ぜひチェックしてみてください。

自宅でのティータイムにぴったりな焼き菓子もずらり！

カフェスペースは、コの字型のカウンターに7席のみの、こぢんまりとしたつくり。壁に向かっているので、ひとりカフェも気軽に楽しめます。

営業時間は11時から20時（仮）。「表の照明が灯っている間は開いています」とカジさん。ぜひ、灯りを目指して訪れてみてくださいね。

もし予約などのお問い合わせがあればInstagramのDMからどうぞ。

松山の港町・三津浜の「well bakeshop（ウエルベイクショップ）」の幸せクロワッサン

＜小黒さんおすすめポイント＞
インスタをいつも楽しみに見ています。インスタ映えとかそんなの関係ない、クロワッサンも焼き菓子もこだわって作られていることが伝わってきて、「おいしいものを食べてほしい」と考えてコーディネートされたお店づくりが素敵。一つひとつに対する思いに共感し、私も読者の皆さんにそんな本をお届けしたいと元気付けられます。

人は、おいしいものに出会ったとき、無条件で顔がほころぶものだと思うのです。たとえば「well bakeshop」のクロワッサンを頬張ったとき。

アンティークの重厚な扉を開くと、ふわっと鼻を抜ける、甘く豊かなバターの香り。何層にも折り重ねた生地のサクッと小気味よい食感と、やさしい甘みが広がる中のしっとり感。食べ終わってしまうのが惜しいような、もう一つ手を伸ばしたくなるような…もはやトリコになってしまいます。

オーナーのお二人は、縁あって東京から愛媛・松山に移住されました。菓子職人の淳子さんは、東京・白金「ラトリエコッコ」の出身。小麦やバター、卵、水など基本の素材にこそこだわり、できるだけ無駄を削ぎ落としたシンプルな製法で、クロワッサンをはじめシュークリーム、スコーンといった王道の焼き菓子を作っています。

クリームはもちろん、シュー生地も絶対においしいこだわりのシュークリーム。黄金比のような美しい形は食べるのがもったいないほど…。

ローズマリーが爽やかに香るクッキーは、プチギフトにも喜ばれる一品。いや、むしろ自分に贈りたい！

港町・三津浜商店街にたたずむレトロな建物を気に入り、リノベーションした店内は、淳子さんがセレクトしたアンティークの品々がとっても素敵な空間。

先ほどの「cafe me」さんとはまったく違う雰囲気。落ち着いた大人のおしゃれカフェといったところでしょうか。オーナーお二人の世界観も人気の理由かもしれませんね。

「向かいの次男坊さん（次男坊寿司）から出てきたお客さんが、うちに寄ってくださるんですよ」と河野さん。とってもおしゃれなお店ですが、お客は女子だけではありません！

近くの三津浜港に降り立ち、島からやってきたおっちゃんも、近所に住むおばあちゃんも、みんな常連さんです。

まとめ｜インスタ映え！おしゃれなカフェに胸キュンの連続！

街のトレンドを知り尽くす『タウン情報まつやま』編集部員の小黒さんに教えていただいた「映えるカフェ」3選、いかがでしたか？

「空間に胸キュン」「私だけの隠れ家にしたくなる」…そんな素敵なカフェばかり。インスタ映えするスイーツやドリンクに、インテリア。そして素敵な店主さん。営業時間やお休みはSNSで情報を発信されているので、ぜひチェックして訪れてみてください！