愛でたいSTORY

定番から穴場まで!編集部がおすすめする四国の左下のドライブスポット5選

太平洋に面した自然豊かな地形がある高知県。東西に長い高知県には、定番の観光名所だけでなく、まだまだ知られていない魅力的な場所がたくさんあります。この記事では、四国の左下に位置する高知県西部、幡多地域のドライブで訪れてほしいスポットを厳選してご紹介!
太平洋の海の青さや高い透明度を感じられる場所、SNS映え間違いナシの写真が撮れる絶景スポットなど、高知県でのドライブ旅をぜひ楽しんでみてください!

「足摺岬」で四国最南端の絶景を体感

四国最南端の高台に立つ足摺岬灯台
【四国最南端の高台に立つ足摺岬灯台(写真提供:土佐清水市観光協会)】

四国最南端にある「足摺岬」。黒潮本流が直接ぶつかる全国で唯一の場所です。海流が速いため、青く透き通った太平洋を見ることができます。断崖絶壁が連なる足摺岬の地形は、まさにダイナミック!岬の先端には「足摺岬灯台」があり、太平洋を航海する船にとって欠かせない、大切な役割を果たしています。太平洋を一望できる展望台からは、アーチ状に太平洋が見え、地球が丸いことを体感できますよ。
 

足摺岬の遊歩道
【足摺岬一帯は遊歩道となっていて散策も可能(写真提供:土佐清水市観光協会)】

駐車場から足摺岬灯台までは遊歩道があり、亜熱帯林の中を歩いて、亜熱帯の植物やツバキなどの観察を楽しむこともできます。足摺岬の絶景と豊かな自然は、心と体のリフレッシュにぴったりです!

足摺岬

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「唐人駄場」は神秘いっぱいのパワースポット

唐人駄場の巨石群
【駐車場から遊歩道を歩くと突然現れる巨石群は圧巻の大きさ(写真提供:土佐清水市観光協会)】

足摺岬から15分ほど山道を車で走ると、見えてくるのが巨石群の「唐人駄場(とうじんだば)」。亜熱帯林の中に突如現れる巨石群は、歴史のロマンを感じさせてくれます。唐人駄場の周辺には、ストーンサークルと思われる石が点在し、遺跡も発見されています。

一説には、文明の名残ではないかといわれていますが、現代でも誰が何のために作ったものなのかは謎のままです。

唐人駄場の巨石群を登った先の絶景
【巨石群を登った先の絶景。石の上は滑りやすいので要注意!(写真提供:土佐清水市観光協会)】

唐人駄場一帯は遊歩道になっており、巨石群には登ることもできます。訪れる際は動きやすい格好がおすすめです。

唐人駄場

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幡多地域の観光の拠点となる休憩場所「道の駅大月」

道の駅大月の外観
【写真提供:大月町ふるさと振興公社】

幡多地域は道沿いに自然豊かな景色が広がり、車窓から次々変わる景色を楽しめます。運転に疲れたら「道の駅大月」へ。産直市には採れたての魚や野菜が並び、お土産売場では、地元の原料にこだわったソフトクリームやかき氷などのスイーツも購入できます。一通り買い物をした後、観光に迷ったら併設された観光協会に。周辺観光のおすすめスポットを教えてもらえます。

道の駅大月内の直売所に並ぶ新鮮な魚
【直売所に並ぶ魚は、その安さと鮮度の良さから多くの人が買いに訪れる(写真提供:大月町ふるさと振興公社)】

道の駅大月の産直市には、魚介類をはじめ、地域の特産品がズラリ。新鮮なお刺身のほか、田舎寿司やお弁当も販売しており、屋外のテーブルで休憩がてら地元の食を楽しめます。県内の産直市の中でも、お手頃な価格で鮮度のいい魚が購入できると評判で、高知市内や県外から訪れる方もいるほど、魚が人気の道の駅です!

道の駅大月

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透明な太平洋!訪れたい絶景名所「柏島」

船が宙に浮いて見えるほど透明度の高い海が広がる柏島
【船が宙に浮いて見えるほど透明度の高い海が広がる柏島(写真提供:大月町ふるさと振興公社)】

「柏島」は高知県の中でも海の透明度が高いと有名で、船が宙に浮いて見えるとSNSで話題になっているスポット。日本に生息する海洋生物の1/3(1,000種類以上)が確認されており、ダイビングやシュノーケリング、海水浴を楽しむ人が多く訪れます。

上空から見た柏島
【柏島には車で行くことができる(写真提供:大月町ふるさと振興公社)】

柏島には観光客用の駐車場もあり、車から降りてビーチを散策するのもおすすめ!潮風を感じながらの散策は、日々の疲れを忘れるほどリラックスできます。

柏島

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一日の疲れを癒やす、宿毛湾の「だるま夕日」

宿毛湾のだるま夕日
【一度は見てみたい宿毛湾のだるま夕日(写真提供:宿毛市観光協会)】

宿毛市は宿毛湾に面した、風光明媚な港町です。穏やかな宿毛湾では、主に冬の時期(11月~2月)に「だるま夕日」を見ることができます。だるま夕日とは、黒潮から立ち上がる温かい水蒸気と冷たい空気との境目に光の反射が起こり、沈む夕日がだるまのように見える神秘的な現象です。ひと冬に20回ほどしか見ることができませんが、宿毛湾に沈むだるま夕日は圧巻!冬の時期だけに見える、自然の神秘をドライブの最後に楽しんでみませんか。

船と重なる宿毛湾のだるま夕日
【タイミングが合えば船とだるま夕日が重なる(写真提供:宿毛市観光協会)】

宿毛市の海岸線では、いくつかの場所でだるま夕日を見ることができます。その中でもおすすめなのが、橋でつながった大島にある咸陽島(かんようとう)公園。この公園はビーチに面していて、夕方になると夕日ファンのカメラマンが多く集まる人気の観覧スポットです

宿毛湾のだるま夕日

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ドライブをして自分のお気に入りの場所を見つけてみて

この記事では、謎に包まれた巨石群の「唐人駄馬」、透明度がすごいと人気になった「柏島」、全国的に珍しい宿毛湾の「だるま夕日」など、魅力がいっぱいのフォトジェニックなスポットをご紹介しました。どのスポットも編集部が自信を持っておすすめする、訪れる価値のある場所です!この他にも、幡多地域には魅力的な場所がたくさんあります。自分だけのお気に入りスポットを見つけに、ドライブへ出発してみてはいかがでしょうか。