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愛媛のおしゃれなホテル特集|女子旅やカップルで泊まりたい非日常ステイ

愛媛県には、女子旅やカップルにぴったりなおしゃれで素敵なホテルがいっぱい!美しい景色やこだわりのインテリア、心温まるサービスが魅力的な宿ばかり。どのホテルも、特別なひとときを過ごすのにぴったりな場所です。おしゃれな空間でゆっくりリラックスしたり、地元の美味しいグルメを楽しんだり。今回は、そんな素敵なホテルを厳選してご紹介します。思い出に残る旅行を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
松野町|「水際のロッジ」で物語のような滞在時間を

★よんでん編集部おすすめポイント
➀気分はヨーロッパ旅行!?森の中のおしゃれなロッジ
➁世界一の薪窯ピッツァをほおばる
➂乙女心くすぐるピクニックスタイルの朝食

「水際のロッジ」があるのは四万十川源流の清流・目黒川を有する滑床渓谷。木の香り、川のせせらぎ、澄んだ空気。そのどれもが人の手で作り出すことのできない自然の恵みです。

森の中にひっそりとたたずむロッジは、スイスや西ヨーロッパを彷彿とさせます。なんだか素敵なことが起こりそうな予感。

客室は木のぬくもりを感じられるナチュラルなテイスト。すぐそばを川が流れており、せせらぎがこの滞在の心地よいBGM。ゆったりとしたくつろぎ時間を過ごすことができます。家具や小物まで可愛くて、つい写真に収めたくなります。

イタリアンレストラン「Selvaggio(セルバッジオ)」では、地元の食材をふんだんに使った料理を堪能することができます。スローフード*の考え方が、メニューや空間に反映されています。
*地域の伝統食や調理法を守り、食事をゆっくりと味わうイタリア発祥の考え方。
特に食べてもらいたいのは薪窯ピッツァ。ナポリピッツァの世界大会などで数々の受賞歴を誇る、岩澤正和シェフがフード監修。世界一のピッツァを滑床渓谷を眺めながら味わいましょう♪

朝食はなんとピクニックスタイル。季節のスープとこだわりの米粉パンが入ったバスケットを受け取ったら、お気に入りの場所を求めてしばしお散歩。ベンチや草の上に座ったり、岩をテーブルに見立てたり、自由に自然の中で過ごせます。おいしいだけじゃなく、乙女心くすぐるビジュアルも、旅をより思い出深いものにしてくれます。
手付かずの自然が多く残る滑床渓谷。「水際のロッジ」で、雄大な自然に囲まれた丁寧な暮らしを体感しませんか?
松山市|アップデートされた伝統的な機能美のチル空間「道後御湯」

★よんでん編集部おすすめポイント
➀道後の名湯を楽しめる露天風呂が全室完備
➁温泉街らしさを演出するアイテムで気分が高まる
➂伝統とモダンが融合したデザイン

「道後御湯」は、道後温泉からほど近い場所にある“現代湯治”をコンセプトにした宿。全室露天風呂付きで、24時間好きな時間にかけ流しの道後の湯に浸かれるんです。1日の疲れを癒やすお風呂は木の香りにふわっと満たされて、これはたまりません!

木とモノトーンを基調とした空間は、訪れる人を心地よく包み込んでくれるような雰囲気を感じられます。ゆったりホテルステイを満喫できるくつろぎ空間が広がっていました…!

各部屋に用意された浴衣は、風情を感じさせる橘の文様。道後のまち歩きにぴったりなデザインを身にまとい、温泉街を満喫しましょう♪レンタル着物もいいけど、お宿にかわいい浴衣が付いてるのはうれしすぎる!

ついでにフロントで湯かご(バスタオル、フェイスタオル、石鹸入り)を借りれば、外湯や足湯を気軽に楽しめます。丸いフォルムと木札がレトロでかわいらしく、ぜひおすすめしたいアイテムです!

宿泊中に地域の文化や技術に触れられるのも、道後御湯の魅力の一つ。館内には、手すき和紙のスクリーンや菊間瓦のタイル、廃材を用いたしつらえなど、愛媛ならではの伝統工芸が現代シーンに溶け込むように散りばめられています。
また、さまざまな上質な体験ができるスペースも。ライブラリーラウンジには、宿泊者が無料で利用できるコーヒーマシンが設置されており、ゆっくりと時間をかけて読書にふけることができます。俳句と文学のまち・松山の魅力を、体感してみてはいかがでしょうか?

売店には、道後御湯セレクトのお菓子やデザイングッズのほか、砥部焼の食器や大洲和紙、菊間瓦など、愛媛の工芸作家たちの作品も取りそろえられています。人と被らない、ワンランク上の洗練されたお土産が欲しいという方は要チェック!
道後御湯
- 愛媛県松山市道後鷺谷町2-20
- 089-931-7111
- あり
- https://www.dogomiyu.jp/
- https://www.instagram.com/dogomiyu/
砥部町|湖畔にたたずむ隠れ家ホテル「TOBEオーベルジュリゾート」で上質な里山ステイ

★よんでん編集部おすすめポイント
➀市街地の喧騒から離れたレイクビューホテル
➁贅沢なプライベート空間と伝統工芸「砥部焼」の調和
➂地元食材を活かした本格フレンチ

松山市街地から車で約30分、砥部町の緑に囲まれた湖畔のそばにある「TOBEオーベルジュリゾート」は、喧騒から離れた隠れ家的ホテル。全室レイクビューで、肌をなでるような心地よい風、小鳥たちのさえずり、そして陽の光を受けてきらきらと輝く水面…日常を忘れさせてくれる幻想的な景色に浸ることができます。

部屋の表札や洗面台など、館内のいたるところに町の伝統工芸品・砥部焼があしらわれており、上質なぬくもりを感じさせます。浴室には大きな窓!まるで額縁に収められた一枚の絵のような景色が広がります。

ディナーはレストランで、フレンチと和のコラボレーションを堪能。食事の前には、その日使われる食材をシェフが紹介してくれるので、料理がどのように仕上がっていくのか、期待がふくらみます!

新鮮な瀬戸内の魚介や、石鎚山系の恵みをふんだんに受け取った地野菜がシェフの手によってどんな一皿に生まれ変わるのか、その変化にも注目です。料理ごとに県内の蔵元が手がけたお酒とのペアリングを楽しむのも、醍醐味の一つ。迷ったときは、ソムリエに相談すれば、あなたの好みに合った一杯を選んでくれますよ。

レストランのカウンターの前は大胆な全面ガラス張り。大きな窓の向こうには、湖と空が広がり、時間とともにその表情を変えていきます。情緒あふれる風景を眺めながら、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?友人や恋人、家族…大切な人との記念日にもぴったりな、ラグジュアリーな時間がここにあります。
TOBEオーベルジュリゾート
- 愛媛県伊予郡砥部町宮内1622-7
- 089-960-7501
- あり
- https://www.tobe-resort.com/
- https://www.instagram.com/tobeaubergeresort/
今治市|島の古民家ホテル「足るを知る木洩れ日る」でしまなみ時間を堪能

★よんでん編集部おすすめポイント
➀初めて来たのに懐かしい?ほっと落ち着く古民家ステイ
➁昭和レトロなデザインが随所に残る
➂蔵を改修したバーでしっとりとした時間を過ごす
「足るを知る木洩れ日る」(通称:タルビ)は、しまなみ海道・大島にたたずむホテル。もともとは、お遍路さんを迎え入れる「善根宿」として使われていた古民家を活用しています。宿泊棟、そしてバーラウンジを備えた蔵がそれぞれ1棟。どこか懐かしく、心落ち着く空間が広がります。

特に注目してほしいのが、夕方から夜にかけての時間帯です。部屋からこぼれる温かなオレンジ色の灯りと、だんだんと暗くなっていく外の景色。そのコントラストが美しく、思わず写真に収めたくなります。かつてお遍路さんも、この灯りを見つけてほっと安堵していたことでしょう。

客室のコンセプトは、「中(日常)と外(旅)の境目をなくす」。ふすまを開けると、寝室から縁側、そして庭まで一直線につながり、日常生活で感じている窮屈さがふっと緩まるような開放感…!

初めて泊まるのに懐かしくて、どこか親しみの湧く感覚は、暮らすように旅したい人にぴったり。鳥のさえずりで目覚めて、縁側で朝の冷たい空気を胸いっぱいに吸い込む。人が住み継いできた古民家だからこそ味わえる旅先の“日常”らしさ。

あえて残した昭和型板ガラスや、ネイビーのタイルが印象的なお風呂場など、レトロなデザインが随所に散りばめられ、まるで里帰りしたような安心感のあるたたずまいが心を和ませてくれます。

宿泊客なら誰でも利用できるバーラウンジは、蔵ならではのしっとりとした灯りがシックな雰囲気を醸し出します。高い天井に明るすぎない照明がムード満点です。お酒を片手に、普段は話せないようなこともぽろりと打ち明けてしまいそうな空間。本当は、誰にも教えたくないようなとっておきの場所なんです。
足るを知る木洩れ日る
- 愛媛県今治市吉海町田浦378
- あり
- https://www.tarubi.com/
- https://www.instagram.com/tarubi.oshima/
松山市|まるであなただけの美術館「瀬戸内リトリート 青凪」でラグジュアリーに過ごす

★よんでん編集部おすすめポイント
➀アートと建築の融合を体感できる宿
➁インフィニティプールから瀬戸内海を望む
➂全7部屋の洗練されたプライベート空間
瀬戸内国際芸術祭の中心開催地・直島にある「地中美術館」や「ベネッセハウス」。それらを手がけた建築家・安藤忠雄氏の作品に宿泊できることをご存じですか?全室スイート仕様の小さなラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート 青凪」は、まさに大人の隠れ家ホテル。

まるでアートのようなインフィニティプールは、旅先の憧れとして写真で見たことがある方も多いのではないでしょうか。プールの水面と、その先に広がる瀬戸内海が溶け合うように一体となり、自分自身もその景色の一部になったかのような感覚に浸れます。晴れた日には、瀬戸内の美しい多島美を独り占め。
朝の柔らかな日差し、穏やかな昼下がり、そして夕日が海に溶けていく黄昏時…。刻一刻と変化する風景に、思わず時間を忘れてうっとり見とれてしまいそう。心が解き放たれるような極上体験です。

館内には、貸切で利用できる温水プールや、庭を眺めながらととのうサウナも。館内設備が充実しているので、ゆったりとした”おこもりステイ”を目的に訪れる人も多いのだとか。

宿泊客専用のアートラウンジでは、ワインやジュースなどのフリードリンクを楽しみながら、建築やデザインに関する書籍を手に取ることができます。さらに、館内のあちこちにアーティストの作品が点在しているため、ホテル内を巡るだけでもアート鑑賞ができちゃいます。

ダイニングでは、愛媛の豊かな自然と風土を感じられる日本料理を堪能。大きなガラス窓に面したカウンター席は、吹き抜けの開放感が心地よく、ゆったりと食事を楽しめます。会話を楽しみながら過ごしたい方には、落ち着いたテーブル席もおすすめですよ。

全7室という、限られた人だけが味わえる洗練された空間。凪いだ海のように穏やかで心まで満たされる特別な時間が流れます。
瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新
- 愛媛県松山市柳谷町794-1
- 089-977-9500
- あり
- https://setouchi.by-onko-chishin.com/
- https://www.instagram.com/okcs_setouchi_aonagi/
- https://x.com/okcs_aonagi
- https://www.facebook.com/setouchiaonagi/
- http://www.youtube.com/@okcs-jp(YouTubeは「瀬戸内リトリート 青凪」をはじめ、全国各地でホテル、リゾート、レストラン等を運営する「温故知新」のものになります)
まとめ|おしゃれなホテルで愛媛観光を楽しみ尽くそう!
シンプルきれいめ系からラグジュアリーまで、さまざまなおしゃれホテルをご紹介しました。それぞれのコンセプトに基づいたインテリアコーディネートは、お部屋づくりの参考にもなりそう♪非日常な空間で旅の思い出写真をたくさん残したくなります…!
誰と、どんな旅をしたいか計画を立てながら、好みに合ったホテル選びをしてみてはいかがでしょうか?