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「道の駅くるくる なると」だけじゃない!徳島のおすすめしたい道の駅特集
自然も食も本当に魅力的な徳島県。そんな徳島の旅で絶対に訪れてほしいのが「道の駅」。道の駅は地元ならではのグルメやお土産が楽しめたり、ちょっとした観光気分が味わえたりするので、旅先で必ず立ち寄りたいスポット。今回は、「くるくるなると」以外でおすすめしたい魅力的な道の駅を5つご紹介します。どこも個性豊かで、つい立ち寄りたくなる場所ばかり。さっそく、徳島での素敵なドライブ&グルメ旅を始めませんか?
目次
わんちゃんと一緒に出かけたい「道の駅みまの里」

★よんでん編集部おすすめポイント
➀道の駅グルメ全国2位の「にし阿波系ラーメン」
➁ピリッと感がクセになる「みまから」
➂ペット連れでもOK!「DOG RUN MIRAIBASE」

「道の駅みまの里」の魅力は、なんといってもグルメ!
併設の「美来食堂」で味わえる「にし阿波系ラーメン」は、全国の道の駅グルメの頂点を決める「道-1グランプリ2024」で準グランプリを受賞した超実力派!白いスープにチャーシューと煮卵、美馬市産の唐辛子を使った薬味「みまから」が添えられています。スープは鶏ガラや豚骨をベースに、地元野菜を煮込んでまろやかな口当たり。全国から注目が集まるこのラーメンは必ず押さえたい!

このほかにも定食や焼きたてパン、徳島の地鶏「阿波尾鶏」の唐揚げなど、気になる道の駅グルメが勢ぞろいです。

にし阿波系ラーメンでもご紹介した「みまから」は、美馬市産の「みまから唐辛子」を使用した激辛薬味。輪切りにした唐辛子にカツオや醤油、ごま油を和えています。後から追ってくる辛味が一度食べたらクセになる!これはチャーハンなどアレンジレシピに挑戦したくなります。

みまからを肉に練り込んだ「みまからフランク」もおすすめ。ピリッと辛味が効いてビールによく合います!おみやげにも喜ばれる一品ですよ。

ドッグランは、リードエリア、小型犬エリア、中・大型犬エリアに分かれているので安心してわんちゃんたちを遊ばせることができます。広々とした芝生にトンネルや砂場など、わんちゃんの好奇心をくすぐる仕掛けがいっぱい!飼い主さん用のパラソル付きベンチもあるので、晴れた日の見守りも快適です。

ドッグランを楽しんだ後は、わんちゃん用のジャーキー「バウワウワン」を購入。美馬市産の鹿肉を100%使ったジビエおやつです。無添加でヘルシーなのもうれしいポイント。わんちゃんも旅先ならではのグルメを堪能できちゃいます!
リバービューはカメラ必携!「道の駅三野 みののみのり」

★よんでん編集部おすすめポイント
➀展望テラスで吉野川を一望
➁地域のお母さん手作り「ののの食堂」
➂ご当地ドリンク「ゆずスカッシュ」で気分爽快

県道12号鳴門池田線沿いで、唯一吉野川を眺める場所にある「道の駅三野 みののみのり」。夕焼けが川面に映る時間帯は、幻想的な風景が広がります。

展望テラスからは辺り一帯を望むことができるので、カメラ好きもよく訪れる撮影スポットの一つです。

「ののの食堂」は、地域のお母さんたちが営む食堂。日替わり定食は山菜そばといなりずしセットや、親子丼などボリューミーなのがうれしいラインナップ。三野は米産地でもあるので、ご飯はマスト。日替わりでご飯によく合うメニューが準備されていますよ。Instagramで1週間のメニューが紹介されているので要チェックです。

よんでん編集部おすすめは、通常メニューの「だし巻き玉子定食」。ふわっふわのだし巻きが最高!お家じゃなかなかここまでふっくらに焼けません。

出発前に「ゆずスカッシュ」もテイクアウト♪農薬不使用の柚子を使ったシロップを炭酸で割った、シンプルイズベストなスカッシュ。イエローのグラデーションが美しく、吉野川を背景に撮影するのもおすすめ。柚子ならではの苦みも爽やかで、ドライブ中の眠気覚ましにぴったりです。
道の駅三野 みののみのり
- 徳島県三好市三野町太刀野1909-1
- 0883-76-2050
- あり
- https://www.instagram.com/mino_no_minori/
- https://www.facebook.com/minonominori33
「道の駅公方の郷なかがわ」で地元グルメに舌鼓

★よんでん編集部おすすめポイント
➀徳島名物「はんごろし」とは!?
➁「なかがわギュ~カレー」で腹ごしらえ
➂アザラシのナカちゃんの展示に癒やされる
那賀川町は徳島の南部、那賀川沿いに位置し、豊かな自然とともに地域の歴史を感じる町です。地元ゆかりの人物「阿波公方(あわくぼう)」の名にちなんだ「道の駅公方の郷なかがわ」に立ち寄ってみます。

産直の「とれとれ市公方」には地元の採れたて野菜や加工品がずらり。手書きポップには、こだわりやおすすめの食べ方が書かれています。読んでいるだけで、地域の方と交流している気分になれます。

思わず二度見してしまったのが「はんごろし」と書かれたポップ。ハラハラしながらも怖いもの見たさに近付くと、おいしそうな和スイーツが。この一見物騒な名前は、徳島の方言でおはぎのこと。地域のお母さんたちの手作り、これは絶対おいしいやつです。旅先でおもしろい方言に出会えると、ちょっとテンションが上がりますね!

がっつりグルメを楽しみたいなら「なかがわギュ~カレー」!
ネギを後がけして食べる和風牛すじカレーです。カレーにネギ、と意外な組み合わせですが、これが合うんです!その他の具材も地元のものを中心に使っているので、那賀川を堪能できそう♪

アザラシのナカちゃんは、2005年に那賀川町の沖洲にやってきたアザラシの女の子。町の人々に“ナカちゃん”の愛称で親しまれていました。

道の駅公方の郷なかがわでは、そんなナカちゃんの写真がたくさん展示されています。リラックスしたポーズや近距離で撮られたような写真も多く、愛されていたことが伝わります。まさに那賀川のアイドルです。
道の駅公方の郷なかがわ
- 徳島県阿南市那賀川町工地803
- 0884-21-2631
- あり
- https://nakaroadstation.wixsite.com/nakagawa
秘境の手仕事に触れる「道の駅にしいや」

★よんでん編集部おすすめポイント
➀「祖谷そば」に「そば米雑炊」郷土料理が充実
➁「木こりさんの丸太小屋」でクラフト雑貨をチェック
➂天然素材で染め上げた手ぬぐいにほっこり

「道の駅にしいや」は、日本三大秘境徳島県西部の自然に囲まれた峠の道の駅。
名物「祖谷そば」は、三好市祖谷地方のそば粉を100%使った郷土料理。太めの麺が特徴で、つなぎを使わないため切れやすいことから“そば切り”と呼ばれることもあるんだそう。お出汁もおいしくて、いつの間にか飲み干していました…!飾り過ぎない素朴な味わいが祖谷という地域を体現しているようで、訪れたら必ず食べたい一品です。

「木こりさんの丸太小屋」は木工品が並ぶアトリエ。木の香りに満たされた空間はとても落ち着きます。

まな板や木箱、キーホルダーなどの木製雑貨がずらり。ここでしか買えないお土産にぴったりです。
中には薪やスウェーデントーチといったキャンプに使える木材もありました!アウトドア好きやキャンパーさんにもうれしいラインナップですね。

店内を見ていると、天然素材を染料にして手染めした手ぬぐいを発見。淡い色合いがかわいくて、つい足を止めてしまいました。

土とベンガラを混ぜる調合と燃焼温度によって、さまざまな色合いが生まれるのだそう。手ぬぐいは使うとだんだん柔らかく手になじむようになってくるので、育てるのも楽しみ方の一つ。祖谷の清流を象徴するアメゴが描かれたデザインはお土産にも良さそう。フレームに入れて“布アート”として飾ろうかな?

道の駅にしいやから車で15分ほどのところに「祖谷渓の小便小僧像」があります。断崖絶壁に設置された像は、雄大な自然の中にユーモアセンスの効いた観光スポットとして知られています。
道の駅にしいやでは祖谷渓の小便小僧像をモチーフにしたアクリルスタンドが販売中。祖谷渓に向かう前にゲットして、実物と並べて撮りたくなります!
祖谷渓の小便小僧、実物もぜひ見たい…!大歩危・小歩危周辺観光の記事にてご紹介していますので、ぜひチェックしてみて!
道の駅にしいや
- 徳島県三好市西祖谷山村尾井ノ内348-2
- 0883-87-2670
- あり
- https://www.instagram.com/yobigoto/
- https://www.facebook.com/yobigoto/
ユニークさNo.1!?「道の駅どなり」

★よんでん編集部おすすめポイント
➀名物たらいうどんの手打ち体験
➁恋に効く?恋成たらい神で恋愛成就をお願い
➂迷ったら「ガチャめし」!新感覚のスリルグルメコンテンツ

道の駅どなりは、阿波の土柱でも知られる阿波市の山間にあります。たらい桶に入ったうどん「たらいうどん」は、土成町の名物料理。豪快でインパクトのある見た目とコシのあるうどんは、ぜひ一度体験してもらいたいです!

「道の駅どなり」では、手打ちうどん体験*に参加することができます。初めてでも先生がついてくれて、丁寧に教えてもらえるのでご安心あれ。
STEP1.阿波踊りのリズムに乗せてうどん踏み
STEP2.うどん玉を伸ばして切る
STEP3.茹でる(うどんをお湯に入れた後は担当スタッフが調理します)
STEP4.完成したたらいうどんを実食
自分で作るとよりおいしく感じられますね♪
*手打ちうどん体験は1週間前からのご予約が必要です。

ちなみに「パンケーキうどん」なるメニューもあります!ちょっと見慣れないビジュアルにびっくり。コクのあるバターやパンケーキのふっくらした生地が、うどんに意外とマッチします。冒険してみたい人はトライしてみてくださいね!

道の駅どなりで目を引くのは、8.7mもの巨大たらい!これは「鞘堂」と呼ばれていて、“食とアートの融合”をコンセプトにつくられたスペースなんです。

その上でひと際存在感を放つのは「恋成神社」。中にはハート型の石が祀られているんだとか。恋愛祈願の神社なので、ぜひ手を合わせてみてはいかがでしょうか?

店内に「ガチャめし」というカプセルトイを発見…!ワンコインで道の駅内のフード引換券が当たる、ユニークな仕様。定価よりお得に食べられちゃうのがうれしい!時々トリッキーなメニューも入っているので、スリルを求めたい人におすすめです。友だち同士で運試しにチャレンジするのも面白そう!
道の駅どなりがある阿波市には、地元で人気のジェラート店やユニークなフォトスポットもあって、ちょっとした観光にぴったり!気になる方は、おすすめスポットをまとめた記事もぜひチェックしてみてくださいね。
道の駅どなり
- 徳島県阿波市土成町宮川内字平間28-2
- 088-695-5405
- あり
- http://www.donari.net/
- https://www.facebook.com/donari318/
まとめ|徳島の道の駅に“いっぺん来てみぃだ!”
どの道の駅も、その土地ならではの魅力を感じられる場所ばかり。新鮮な食材や特産品をゲットしながら、地元の風景を楽しんで、心も体もリフレッシュできるはず。次の週末、ちょっとドライブがてら、徳島の道の駅巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
いっぺん来てみぃだ!(徳島弁で「1回来てみて!」を意味します)