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海と鉄道の狭間にある楽園のようなカフェが最高だった!/BUENAVISTA(ブエナビスタ)

愛媛県松山市の海岸沿いにある『梅津寺駅(ばいしんじえき)』という伊予鉄道の駅をご存知でしょうか?あまりにも絵になる梅津寺駅のホームは、あの平成の名ドラマ『東京ラブストーリー』のロケ地に使われたことでも有名です。梅津寺駅はその美しいホームを見に行くだけでも価値がありますが、その周辺のロケーションも素晴らしく、近年ではアニメ映画『がんばっていきまっしょい』で近辺の景色が描かれました。その中に海岸沿いのカフェがあるのですが、そのカフェは映画で描かれたそのままの形で実在しています。
目次
海と鉄道の間に。BUENAVISTA(ブエナビスタ)

梅津寺駅から南に徒歩数分の場所にあるのが、今回ご紹介するカフェ『BUENAVISTA(ブエナビスタ)』です。ブエナビスタはなんと砂浜の上に建っていて、まるで海の上にいるような眺望の中でカフェタイムが楽しめる、と人気になっています。

海の反対側には、先ほどの梅津寺駅から続く鉄道が通っていて、海と鉄道に挟まれるという珍しいロケーション。さらに、すぐ近くの港には巨大なクルーズ船が停泊することもあるそうで、運が良ければ、カフェと電車と海とクルーズ船を同時に写真におさめることができるかもしれません。

店内は海外リゾート風の雰囲気で、この抜群のロケーションをさらに引き立たせています。海側は全面ガラス張りで、どの席からの景色も美しいオーシャンビュー。絶景の窓際も人気ですが、リラックスできるソファー席もおすすめです。奥には予約制のBBQテラスもあります。
リゾートの雰囲気を盛り立てるドリンクに、ご当地スパゲッティーも

窓際の特等席でドリンクをいただけば、ちょっとした海外リゾート気分。今回は夏らしい『レモネードスカッシュ』と、スムージーの『ラズベリーパインヨーグルト』をいただきました。こちらのスムージーは飲み物というよりジェラートを食べている感覚に近いくらい濃厚です。

ブエナビスタにはランチ目的で来店するお客さんも多いので、フードメニューも充実しています。写真は『特製タコライス』と『ポークカツカレー』と『チーズハンバーグミートスパ』。リゾートの雰囲気にマッチしたタコライスも本格的なカレーも美味しいですが、個人的にはスパゲッティーを推したいところです。ミートソースといえばスパゲッティーのソースとしては最も一般的ですが、なにやら松山市のご当地的な味付けがあるのだとか。それがどんな味わいなのか、ぜひ現地で確かめてみてください。
ブエナビスタ映えスポットBest5!
店内外のどこを切り取っても写真映えするブエナビスタですが、その中でも特に映える場所とアングルを勝手に決めましたのでご紹介しましょう!撮影のポイントも少し解説しますので、チェックしてから来店してみてください。
映えスポット① エントランス

まずはこちら、ブエナビスタの入り口前です。店内への入り口は砂浜から少し階段を登ったところにあるのですが、ここは誰もが写真を撮りたくなるほどの映えスポット。鉄道の踏切を渡ってすぐのところから撮影すると、ブエナビスタのロゴと海を上手く構図に入れることができますよ。冬には、ブエナビスタの閉店時間の少し前がちょうど日没時間になるので、海に沈む夕日を狙って撮影するのもGoodです。
映えスポット② 鉄道とブエナビスタ

先ほどの写真とは反対方向、入り口から東側にカメラを向けると、ブエナビスタのロゴと鉄道をはしる電車を撮ることができます。電車は1時間に8回ほど通るので、結構チャンスは多めです。電車をはっきり写したければシャッタースピード早め、疾走感を出したければシャッタースピードを遅めにして電車をあえてブレさせるのもあり。踏切前にモデルを立たせれば、よりエモい写真になるでしょう。
映えスポット③ 入り口側の角のテーブル席

店内にはたくさん客席がありますが、中でも最も写真映えしそうなのがこちらの入り口側の角の席です。こちらの席は2面がオーシャンビューになっていて、店内から海を背景に撮影するならベストスポット。大潮の日の満潮時間を狙って来店すれば、海の水が建物のすぐ下まで来るので、まるで海の上に浮かぶカフェのような写真が撮れるはずです。
映えスポット④ 店舗奥の通路

店内の奥にはお手洗いやシャワールームへと続く通路があります。ここもまたエモくて写真映えする場所です。左の壁際からやや海側に向けて撮影すると通路の奥行きが表現できます。床ギリギリのローアングルから縦写真で撮影するのも迫力のある良い写真になるはずですよ。
映えスポット⑤ 海に漕ぎ出すブランコ

最後はこちら、建物の下にあるブランコです。SNSでこの場所での写真を見た方も多いのではないでしょうか。海に向かって漕ぎ出せるブランコは文句なしの映えスポットです。影になっているブランコの部分と直射日光が当たっている海との明暗差を生かして、人物がシルエットになるような写真にするのもいいでしょう。夕日の時間に撮影すれば、シルエットがさらに際立つはずです。
海の家だった建物を引き継いだブエナビスタ

そんな映え写真を撮りまくれるブエナビスタで働いているのは、三代目店主の横田さん(右)とスタッフのUmiさん(左)。横田さん曰く、実はこの建物は元々海の家だったのだとか。なるほど、それでこんなに海の近くに建っているんですね。その海の家が閉業した後に、現在のブエナビスタができました。だからブエナビスタにはシャワールームもあって、海水浴の前後に利用するお客さんも多いそうです(当然ですが、海に入った後そのまま入店するのは厳禁)。
この記事を読んだら、ぜひカメラを持ってブエナビスタに行ってみてください。きっと素敵な写真が撮れると思いますよ。
BUENAVISTA
- 愛媛県松山市梅津寺町1329
- 089-995-8525
- なし(車で来店の際は梅津寺公園の有料駐車場などを利用しましょう)
- https://www.instagram.com/buenavista_baishinji/