
STORY
高松からフェリーで女木島・男木島へ!鬼ヶ島大洞窟や灯台を巡る旅

高松市内からフェリーで20分と気軽にアクセスできる女木島と男木島。街から少し離れて旅気分を味わいたい人におすすめ。瀬戸内の雰囲気や景色、地元のグルメ、アートを楽しめる、おすすめの観光モデルコースをご提案します。
目次
フェリーで女木島へ!桃太郎伝説の「鬼ヶ島大洞窟」を探検

高松港からフェリーに乗りこむこと約20分。あっという間に女木島に到着です。

効率よく散策するためにも、時刻表もしっかりチェック。

女木港のすぐ近くにある「おにの館」。こちらには、フェリーの待合所、鬼に関する資料の展示「鬼の間」、食堂があります。ここから女木島の旅がスタート!

女木港から連絡バスで約10分。到着したのは、「鬼ヶ島大洞窟」。
全長約400mの人工洞窟の中は背筋も凍る不気味さ!

なんだかかわいい、赤鬼や青鬼たち!
ひんやりとした空気とともにちょっとした冒険気分も楽しめます。かつて海賊の隠れ家だったとも言われており、なんと、桃太郎伝説の「鬼ヶ島」のモデルという説も!
[アクセス]
高松港からフェリー「めおん」で約20分
女木港から連絡バスで約10分
鬼ヶ島大洞窟
- 香川県高松市女木町2633
- 087-840-9055(鬼ヶ島観光協会)
- あり
- https://www.onigasima.jp/(鬼ヶ島観光協会)
- https://www.instagram.com/onigashima235/(鬼ヶ島観光協会)
女木島で人気のランチ|カフェ「HAKOBUNE」のきくらげハンバーガー!

ランチを食べるなら、女木港からすぐのカフェ「HAKOBUNE」は見逃せません。フェリーの待ち時間にちょっとひと休みするのもいいですね。

こちらのハンバーガーに挟まれている黒いもの…なんと「きくらげ」なんです!女木島産の肉厚なきくらげの食感と、ジューシーなパティの相性が抜群で満足感◎。テイクアウトOKなので、海辺で食べるのもおすすめです。

大切に育てたきくらげ。ぷりっと肉厚で、噛むたびに旨みが広がる、島ならではのごちそうです。

きのこ栽培農家「鬼の畠」さんが運営するカフェなので、「うまげな 生きくらげピクルス」などのお土産を購入することもできます。
[アクセス]
鬼ヶ島大洞窟から連絡バスで女木港に戻り、徒歩約10分
HAKOBUNE
- 香川県高松市女木町278
- あり(店舗の前)
- https://www.oninohatake.com/
- https://www.instagram.com/onino_hatake/
波音と朝日で癒やされる!「女木島ゲストハウス&カフェ Megino」宿泊もカフェのみ利用もOK

女木港から歩いてすぐの場所にある「女木島ゲストハウス&カフェ Megino(メギノ)」。夕食では、ドイツ出身のシェフがつくる世界各国の料理を堪能できます。
カフェ営業では、瀬戸内の食材を使ったピザが人気!よんでん編集部がチョイスしたのは、

瀬戸内レモンとピンクペッパーのピザ!青い海を眺めながら、ピザやドリンクが楽しめます。

ドリンクだけのカフェ利用も可能で、観光の合間にふらっと立ち寄れる気軽さもうれしいのですが…なんと、ゲストハウス宿泊者には専用のバルコニーが!

ゲストハウスでは、世界から訪れる旅人とシェアスペースで交流するもよし、仲良しグループやご家族で一棟貸切で過ごすもよし 。朝日や波音に癒やされるオーシャンビューのお部屋で、海を見ながらゆったり過ごせます。
もっと女木島を満喫したい!という方は、男木島に足を伸ばす前に、Meginoに宿泊するのもいいですね♪
*宿泊の空き状況は事前にご確認ください。
[アクセス]
女木港から徒歩約10分
男木島観光の玄関「高松市男木交流館」アートな憩いと交流の場

女木島港からフェリーで約20分。次は、男木島港に到着。
まず目に入るのが、フェリーターミナルを兼ねた「高松市男木交流館」。建物全体がアート作品「男木島の魂」になっていて、白い貝殻のようなフォルムがとても印象的です。

スペインを代表するアーティストであるジャウメ・プレンサ氏が手がけた現代アートで、よーく見ると…いろいろな文字が!8つの言語の文字があるそうなので、ぜひ見つけてみて!
中は待合所や観光案内所として使われており、男木島観光をスタートするのにぴったりな空間です。

フェリーを降りた瞬間から、アートと島の暮らしが溶け合う男木島らしさを感じられます。
この日は出会えませんでしたが、運がいいと猫ちゃんがお出迎えしてくれることもあるそう。猫ちゃんたちに会いたくなったら、同じ香川県の佐柳島もおすすめです。
[アクセス]
女木島港から男木島港までフェリーで約20分
男木島港から徒歩すぐ
男木島のカフェでひと休み。ランチも「島のゲストハウスとカフェ ogijima ゆくる」

古民家を再利用した「島のゲストハウスとカフェ ogijima ゆくる」は、男木島散策の途中に立ち寄りたい癒やしの空間。


店内からは男木港が見下ろせて、県産食材を中心にやさしい味わいのランチや、手づくりのスイーツ、ドリンクを楽しめます。ゆくるの人気ナンバーワンのクリームソーダ。カラフルな見た目はもちろん、「美魔女はちみつレモンソーダ」などネーミングもかわいい♪

店内には囲炉裏が!
沖縄にルーツを持つ店主が営むこのお店で過ごす時間はまさに“ゆくる(沖縄方言で「くつろぐ」)”という言葉そのもの。ゆるやかで気持ちのいい時間が流れています。
[アクセス]
高松市男木交流館から徒歩約2分
島のゲストハウスとカフェ ogijima ゆくる
本と人をつなぐ「男木島図書館」と絶景の「男木島灯台」

ひっそりと佇む「男木島図書館」は、本や島が好きな人たちに支えられている私設図書館です。棚には全国から寄贈された本が並び、島の人や旅行客がふらっと立ち寄って読書を楽しむ姿がちらほら。

館内には本の貸出や返却だけでなく、人と人との出会いが生まれる不思議な空気が流れていて、時間を忘れて長居してしまいそう。

本好きはもちろん、静かに過ごしたい人にもおすすめです。
[アクセス]
高松市男木交流館から徒歩約2分
男木島図書館

また、男木島図書館から徒歩20~30分のところにあるのは「男木島灯台」。日本ではめずらしい無塗装の灯台なんです!男木島の旅の締めくくりに、瀬戸内の穏やかな風景を見ながら、少し足を延ばしてみるのもいいかも。
まとめ|女木島・男木島へフェリーで向かう冒険のような観光モデルコース
高松港からフェリーで向かう女木島・男木島への旅。自然いっぱいの島に降り立った瞬間からゆったりとした時間が流れます。鬼ヶ島大洞窟やアート・グルメ、人々との出会いも楽しみながら、のんびり歩く島めぐり。アクセスもよく、日帰りでも宿泊でも楽しめて、週末の気軽な旅にもぴったり。フェリーに乗って、瀬戸内の島時間を体感してみてください。
女木島・男木島モデルコース
- 10:00~10:20 高松港発 女木島港着
- 10:45~11:30 鬼ヶ島大洞窟を散策(所要時間 45分)
- 12:00〜13:00 HAKOBUNEでランチ(所要時間 60分)
- 13:10~14:10 カフェ Meginoでほっと一息(所要時間 60分)
- 14:20~14:40 女木島港発 男木島港着
- 15:00~16:00 高松市男木交流館とogijima ゆくるでひと休み(所要時間 60分)
- 16:00〜16:50 男木島図書館でゆったり過ごす(所要時間 50分)
- 17:00~17:40 男木島港発 高松港着
*2025年9月4日時点の情報です。内容は変更となる場合がありますので、最新情報をご確認ください。