愛でたいSTORY

高知・北川村|モネの庭と温泉・グルメを満喫!自然いっぱいのごほうび旅

北川村「モネの庭」マルモッタンの花の庭

高知県東部の小さな村「北川村」。モネの世界を再現した北川村「モネの庭」マルモッタンをはじめ、ゆずが香る温泉宿や、歴史に名を刻む中岡慎太郎ゆかりの地など、見どころがたくさんあります。癒やしのごほうび旅に出かけてみませんか?

高知・北川村「モネの庭」マルモッタン|まるで絵画の世界!感動の絶景

睡蓮が広がる水の庭

フランスの画家、クロード・モネが晩年愛した庭園を再現した北川村「モネの庭」マルモッタン。色とりどりの花々や、代表作「睡蓮」の世界が広がる池など、まるで絵画の中に迷い込んだかのような絶景が楽しめます。

「モネの庭」のライトアップの様子

四季折々の風景や期間限定のライトアップなど、楽しみ方はいろいろです。

「モネの庭」マルモッタンのチケットは?入園料は?

水の庭の周囲が紅葉になっている様子

北川村「モネの庭」マルモッタンへの入園にはチケットが必要。当日窓口での購入も可能なので、予約なしでも気軽に訪問できます。

■入園料
一般:1,000円
小中学生:500円
小学生未満:無料

何度でも訪れたい方は、年間パスポート(3,000円/購入日から1年間有効)もどうぞ。

ここで、お得情報!
なんと、北川村「モネの庭」マルモッタン入園券の半券を持っていると、フランス・ジヴェルニーにある本家「モネの庭」にも入場できるそう!1,000円の入園料で世界レベルの庭を2度楽しめるチャンス!海外旅行の予定がある方はチケットを捨てずにぜひ大切に。

水面に咲くアート|水面を彩るモネが夢見た「青い睡蓮」

9月の水の庭の風景

園内には「水の庭」「花の庭」「ボルディゲラの庭」の3つのエリアが広がり、四季折々の花々が訪れる人をお出迎え。

モネの代表作「睡蓮」を彷彿とさせる「水の庭」では、その主役である睡蓮が10月下旬頃まで開花します。少し涼しくなって秋めいてきた庭を訪れてみませんか?11月頃からは紅葉も楽しむことができます。

睡蓮が花開く様子

睡蓮は日中に花が開き、午後には閉じる性質がありますが、秋になって涼しくなってくると開花時間がゆっくりとしてきて午後でも青い睡蓮を見ることができるようになります。真夏には午前中に訪ねるのがおすすめ。

青い睡蓮が咲く水の庭

秋風に揺れる睡蓮の庭でモネの世界観をたっぷり味わい、SNS映えする写真を撮ってみませんか?

カフェ モネの家|庭を眺めながらほっとひと息できるカフェメニュー

「カフェ モネの家」の店内

園内にある「カフェ モネの家」は、モネが暮らした家をイメージしてつくられたカフェ。ガラス越しに「花の庭」やだんだんと秋色に色づく山を眺めながら、ゆったりとしたひとときを過ごせます。

室戸沖獲れ鮮魚とシーフードのブイヤベース ~モネレシピ~

地元の食材を活かした料理やクロード・モネのレシピを取り入れたメニュー、季節ごとのデザートなど、多彩な旬の味を楽しめる点も魅力です。

特におすすめなのは、開園25周年を記念した特別メニュー!

【25周年記念メニュー】クリームチーズのムース ~青い睡蓮~

本当に美しい!!

お皿を一枚のキャンバスに見立てて睡蓮を表現。淡いブルーのバタフライピーゼリーをトッピングしたクリームチーズムースには、カシスの甘酸っぱいピューレが中に隠れていて、味の変化も楽しい一品に。抹茶で描かれた睡蓮や柳の葉の装飾まで、皿の上が小さな絵画のよう。

まさに“食べるアート”としてSNS映えも抜群。美しい庭を眺めながら、心と体にやさしい時間を楽しんでみて。

手づくり工房|焼きたてのパンでほっこり

カフェ モネの家・手づくり工房の様々な種類のパン

カフェの隣には「手づくり工房」もあり、香ばしいパンの香りが漂います。

特に人気なのは、北川村のゆずをつかった「ゆずあんぱん」や睡蓮の花をイメージした「すいれんぱん」。旅のおやつにも、帰り道のお土産にもぴったり。

カフェ モネの家の緑豊かなテラス

人気のパンは「カフェ モネの家」とショップで販売していて、 午前中に売り切れることもあるので、見つけたらぜひ手に取ってみて。自然豊かな風景の中で味わう手づくりパンは、きっと旅の思い出のひとつになりますよ。

北川村温泉 ゆずの宿|「モネの庭」近くで宿泊・癒やしの湯を満喫

「北川村温泉ゆずの宿」の大浴場

「北川村温泉 ゆずの宿」は、モネの庭マルモッタンから車で約20分ほどの場所にある、自然に囲まれた温泉宿。

温泉は源泉100%で、肌触りがやわらかく“美肌の湯”として評判。四季折々の山の景色を臨むことができ、特に秋は紅葉を眺めながらの湯浴みが格別。湯上がり後はぽかぽかと体が温まり、旅の疲れがすっと抜けていきます。

ゆずの宿のラウンジ

館内に一歩足を踏み入れると、ふわりと香る北川村特産のゆずと、木の温もりあふれる空間が広がります。落ち着いた雰囲気のラウンジや客室は、まるで自然と一体になったような心地よさ。

ゆずの宿の客室

日帰り入浴も可能なので、観光や散策の後に立ち寄って、温泉と食事で締めくくるプランもおすすめ。宿泊の方は女性限定でゆずの香りのアメニティもプレゼント!“ゆずの宿”を満喫できますね♪

ゆずの宿の温泉

自然に抱かれながら、香り・温もり・景色に癒やされる「ゆずの宿」。心も肌もやわらかくなること間違いナシ。

北川村温泉 ゆずの宿

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「不動の滝」の清涼感で心洗われるひととき

一の滝

北川村の山あいにひっそりと佇む「不動の滝」は、自然の涼と癒やしを全身で感じられる絶景スポット。この滝は、「三の滝」「二の滝」「一の滝」と3つの滝が連なり、それぞれに高さや水量、岩肌の形が少しずつ異なります。

三の滝

北川村温泉からは車で約5分、徒歩なら約25分とアクセスしやすく、温泉と併せて楽しめます。滝へと続く遊歩道は整備されていますが、山道で急こう配の場所もあるので、歩きやすい靴で散策するのが安心。

 不動の滝へ続く遊歩道

道中は木々に囲まれた森林浴コース。耳に届くのは川のせせらぎと鳥の声だけで、深呼吸をすればマイナスイオンが体中に染み渡るよう。

不動の滝

  • 高知県安芸郡北川村小島
  • 0887-30-1972(一般社団法人北川村文化観光公社)
  • あり

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慎太郎食堂|中岡慎太郎館前でほっこりランチ

高知県・慎太郎食堂の外観

「慎太郎食堂」は、どこか懐かしい雰囲気の食堂です。ここで味わえるのは、地元で採れた旬の野菜や北川村産ゆずを使用したおうちごはん。

慎太郎食堂のランチ「日替わり定食」

人気の「日替わり定食」には、手づくりのおかずが数品と炊きたてのごはん、味噌汁がつき、栄養満点。地元産のお米の甘みや、野菜の新鮮さを感じながらいただくごはんは、心と体を満たしてくれますね。

慎太郎食堂の店内

自然の景色と手づくりの味わいに包まれるひとときは、北川村ならではの贅沢な時間です。

慎太郎食堂

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「中岡慎太郎館」幕末の志士・慎太郎の生涯にふれる歴史スポット

中岡慎太郎館の外観
【写真提供:一般社団法人高知県東部観光協議会】

食堂の向かいにある「中岡慎太郎館」は、幕末の志士・中岡慎太郎の足跡と生涯をたどることができる歴史資料館。薩長同盟の立役者として坂本龍馬とともに奔走した慎太郎の生き様や、人柄が伝わる資料が多数展示されているので、併せてぜひ訪れたい!

中岡慎太郎の銅像
【写真提供:一般社団法人高知県東部観光協議会】

建物の周辺には、銅像や記念碑も立っており、写真スポットとしても人気。歴史好きはもちろん、幕末の人物や高知の文化に触れてみたい方にもおすすめの場所です。

まとめ|北川村「モネの庭」マルモッタンと温泉・ランチで癒やされるごほうび旅へ

「モネの庭」マルモッタンの秋の花の庭の様子

北川村は、自然・アート・温泉・歴史が調和する癒やしの場所。

澄んだ空気の中で花々や滝の音に耳を澄まし、木の温もりに包まれた温泉で心と体をほぐす。地元で採れた食材を味わい、歴史に思いを馳せる。そんな五感を満たす滞在が叶います。

次の休暇は、北川村「モネの庭」マルモッタンでゆったりと満たされるごほうび旅に出かけよう!

*2025年9月11日時点の情報です。内容は変更となる場合がありますので、最新情報をご確認ください。

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