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本場香川の骨付鳥を味わう!「りぶや 丸亀本店」おすすめの食べ方ガイド

香川県といえば「讃岐うどんの聖地」…ですが、うどん以外にも外せないソウルフード「骨付鳥」があることをご存じですか?香川県内にはたくさんの骨付鳥専門店がありますが、実は「丸亀市」が発祥の地といわれているんです!
今回は、特に地元の人々に親しまれている人気店「りぶや 丸亀本店」へ。丸亀市観光親善大使を務める秋庭碧月(あきばみづき)さんと永田彩(ながたさやか)さんがナビゲートしてくれました。
「うどん以外の香川グルメも楽しみたい」という方必見です!
目次
香川の名物グルメ「骨付鳥」のルーツと魅力 |丸亀市発祥の味

香川県丸亀市が発祥地とされる「骨付鳥」は、スパイスを効かせた骨付きの鶏もも肉を1本丸ごとローストしたご当地グルメ。見た目のインパクトもさることながら、表面はパリパリ、中はジューシーというクセになる食感がたまりません!
丸亀市のとある飲食店の店主が偶然観たハリウッド映画で、女性が骨付きの大きなフライドチキンに豪快にかぶりついているシーンを目にして思いついたともいわれる骨付鳥。昭和20年代から始まり、今や香川流の食文化として根強い人気を誇っています。
なんと、クリスマスには人気の骨付鳥専門店では予約が殺到!店舗の外でテントを出して販売しているそうです!
『りぶや 丸亀本店』観光客・地元民に愛される骨付鳥の名店

では、さっそく行ってみましょう!
秋庭さんと永田さんが着用しているピンクのTシャツ、とってもキュートですよね。
実はこれ、丸亀市観光協会公式アイテム。今回は骨付鳥を紹介するとあって、骨付鳥の魅力を伝えるマスコットキャラクター「とり奉行 骨付じゅうじゅう」をまとっています!

JR丸亀駅前に延びる丸亀市通町商店街。その入り口にある「りぶや 丸亀本店」は、いつも食欲を刺激する芳ばしい香りで満たされています。その正体は、オーブンで焼き上げる骨付鳥!
ザ・居酒屋な店内には、焼きたての骨付鳥を楽しむ人々の賑やかな声が響き、活気にあふれた雰囲気も魅力です。仕事帰りの地元の人はもちろん、観光客も多く訪れ、「香川に来たら、ここで骨付鳥を食べるのが当たり前」というほど愛されているそう。

りぶやは、松永美樹人さん・ジュリさんご夫妻が開いたお店。ジュリさんはフィリピン出身ですが、骨付鳥の焼き方がとっても上手!美樹人さんは「この味を商品化し、多くの人へ届けたい」というジュリさんの夢を叶えるため、2011年に「りぶや」をオープン。まずは自慢の味を知ってもらうことから始めたといいます。夫婦愛が生んだ骨付鳥、ますます気になりますね!
厨房に立つのは店長のジュリさん。常連からジュリママの愛称で親しまれています。今日も素敵な笑顔で迎えてくれました。
お酒は美樹人さん担当。全国から取り寄せた日本酒と焼酎は総勢400種以上!なかなかお目にかかれない限定酒などもあり、酒好きもトリコにしています。
骨付鳥は「親どり」と「若どり」どっちを選ぶ?

骨付鳥をオーダーするときに迷うのが、「親どり」か「若どり」かという選択。店によって呼び名は異なりますが、りぶやのメニュー名は「オヤ」「ワカ」です。
それぞれの特徴は…

オヤ…身が締まっているためしっかりとした噛み応えがあり、噛むほどうまみがあふれる。お酒との相性抜群!
「アツアツの骨付鳥に豪快にかぶりつき、キンキンに冷えたビールをグビッと一杯!なんて最高ですよね」と永田さん。
親どりは「固いのでは?」と思われがちですが、一口サイズにカットしながら食べるので想像よりずっと食べやすいです。一度はまってしまうと親どりしか考えられない!という人も出てくるほど。うまみをぎゅっと噛みしめながら、じっくりと味わうことができます。

ワカ…やわらかくジューシーで、子どもから大人まで食べやすい。皮はパリパリと香ばしく、初めての人にはこちらがオススメ。お店によっては「ひな」と呼ばれています。
「若どりは皮をパリパリに焼き上げていて、ふわっふわの身とのギャップがもう…たまりません! 」と秋庭さんも手が止まりません。
りぶやの骨付鳥は、塩こしょうやニンニクなどをガツンと効かせているのが特徴。しっかり下味をつけた骨付鳥を、オーブンでじっくり焼き上げます。
さらに、りぶやの「ワカ」には、独自の味付けで仕上げた「アマドリ」があります。特製のタレに15時間以上漬け込んだ完全オリジナルメニュー。こちらもぜひお試しあれ。
ツウが教える骨付鳥の食べ方ガイド!キャベツやおにぎりとおいしい組み合わせ
「このままかぶりつけばいいの?」「手や口が汚れるのちょっと…」「かぶりつく姿を見られるのが恥ずかしい」…などなど、食べ慣れていない人は迷ってしまいますよね。そこで、上手においしく食べる方法を指南していただきます!
ジュリママ直伝の食べ方で、120%満喫しちゃいましょ〜。
骨付鳥の上手な食べ方を親どり・若どりそれぞれ解説!

まずワカから。パリパリの皮とふわっふわの身がおいしい若どりは、兎にも角にも焼きたてをいただくのが鉄則!
「やわらかいのでガブリとかぶりついてもOKですが、テーブルに常備しているハサミで食べやすい大きさにカットするといいですよ」とジュリママ。
オヤはかなり歯応えがあるので、カットするのが断然おすすめ。
まず、骨に対し垂直にハサミを数箇所入れます。このとき、食べやすい大きさにすることがポイント。その後、骨に沿ってチョキチョキと切っていけば、きれいに分けることができます。

骨の周りについたおいしいところも逃さずに!
「私たちも上手に切れました〜!」と秋庭さんと永田さんも大成功!うまく切れない人は、ジュリママが手伝ってくれるので声をかけてくださいね。
キャベツは肉のうまみを吸わせるべし

骨付鳥と一緒に出てくるのがざく切りの「キャベツ」。シャキッとした食感が箸休め的な役割を果たしてくれます。りぶやのキャベツはてんこ盛り!ガツンと濃い味の骨付鳥とのコンビネーションは最高です。
こちらも豪快に、手づかみでいただいちゃいます。
おにぎりと一緒に食べると、満足度爆上がり!

夢中で食べていたら、ジュリママが塩むすびを握ってくれました!

「お皿の油に浸して食べて〜」とママ。そう、これこそが骨付鳥のツウな食べ方なのです。骨付鳥のうまみたっぷりオイルを塩むすびで余すことなく受け止めて頬張れば、さらなる至福。お腹いっぱいなはずなのに、無限にいけてしまう!まさに骨付鳥マジックです。
骨付鳥はお土産にも最適!「りぶや」の通販ラインナップも要チェック

「りぶや 丸亀本店」は、香川での思い出をそのまま自宅で再現できる、オンライン通販「とりあたま商店」も手がけています。焼きたての味を閉じ込めた真空パックで届く骨付鳥は、レンジで温め、仕上げにフライパンで皮目をパリッと焼けば、香ばしさとジューシーさが復活!
フライパンを出すのも面倒…という人は、レンジで温めた後にオーブントースターで皮をパリッとさせるのもおすすめ!「私たちもこのスタイルでおいしくいただきました!」と秋庭さんと永田さん。
「とりあたま商店」では、若どり・親どりの食べ比べセットや、一口大にカットされた食べやすい親どりもラインナップ。冷凍は「ワカ」と「オヤカット」、冷蔵は「ワカ」と「オヤカット」と「オヤ」があります。お好みに合わせて自由に選べるのがうれしいですね!贈り物や、お取り寄せグルメにもおすすめです。
「とりあたま商店」はコチラ!
https://toriatama.shopselect.net/
まとめ|香川名物「骨付鳥」の食べ方を知ってさらにおいしく楽しもう!

讃岐うどんに次ぐ、香川の名物として注目される「骨付鳥」。その魅力を知れば知るほど、香川グルメの奥深さを感じることができるはず。
ここで秋庭さんと永田さんからひと言!「香川旅のグルメプランには、定番の讃岐うどんに加えて“骨付鳥体験”をしてみてはいかがでしょうか?ぜひ現地で骨付鳥のおいしさを味わってください。お待ちしています!」

松永ご夫妻も「丸亀市へ、骨付鳥を食べにきまい~」と讃岐弁でコメント。
「りぶや」で骨付鳥を堪能した後は、同じビルの2階にあるジュリママのカラオケスナックや、3階の美樹人さんこだわりのショットバーで二次会もおすすめですよ〜!

「丸亀市が誇る丸亀城もすぐ近くに!お城観光のお食事は、ぜひ骨付鳥をどうぞ~」
りぶや 丸亀本店
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